連休最終日、お天気が回復してきました。
と思いきや、また降ってきました”(-“”-)”
8月くらいからいよいよ夏らしくなりそうです。
暑いの苦手なので、ちょっと怖い気が・・・(笑
ゼネラルマネージャーのユウスケです。
エンジンのボルトや、ホイールのアクスルシャフト、
取り外したときに白くさび付いていてなかなか
取り外すのに苦労したことありますよね。
どうして鉄のボルトに白い錆がついているのか?
雑談の中でお客様から、というご質問をいただいたので
今日のブログネタに使わせてもらいます(^_-)-☆
鉄がさびると茶色くさびてしまうはずなのに
エンジンのボルトや、アクスルシャフトなんかには
白い錆がついている、
今まであまり気にしなかったけど確かに
不思議ですよね。

これは、「異種金属接触腐食」という現象で
起こる錆なんですね。
ボルトは鉄、エンジンのケースのねじを受ける
部分はアルミ、違う種類の金属が接触することで
この場合、アルミが錆びた白錆が鉄のボルトに
付着しているため、ボルトを外した時に白く
錆びているように見えているんです。
金属にはイオン化傾向というものがあって
イオンになりやすい金属、なりにくい金属と
あります。鉄とアルミの接触している部分に
水分が入り込むことでイオンになりやすいほうの
金属(この場合アルミです)が電子を放出して
酸素と結合することで錆びてしまうというのが
この現象の原因です。
アルミの白い錆が鉄のボルトに付着してしまう
ということがご質問の答えです。
鉄とアルミが接触している部分は実は
ちょっとしたバッテリみたいな構造になっています。
鉄が+極でアルミが−極、水分が電解液といった
感じです。電気が発生してアルミが酸化してさびて
しまう、これが化学的なメカニズムです。
たしか・・・昔教わった気がします、このイオン化傾向。

「リッチに貸そうかなまああてにすんなひどすぎる借金」
もっと勉強しておけば良かった、
と日々後悔している今日の仕事の現場でした(笑